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みなさん、こんにちは。
秋の夜長、日本ならではの風物詩「三月見」をご紹介したいと思います。
秋の深まりとともに、日本の伝統行事「三月見」が注目されます。三月見とは、十五
夜(9月15日)、十三夜(10月15日)、十日夜(11月10日)に行うお月見のことです。
三月見の習慣は奈良時代にまで遡ります。月に宿る神様を崇拝し、月の満ち欠けを観
察する中から生まれた伝統行事です。特に十五夜の満月は最も大きく、月に対する畏
敬の念を込めて祀られていました。その後、9月と11月の月見も加わり、三月見の習
慣が定着していきました。
三月見の際には、月見団子やお酒などを用意し、家族や地域の人々が集まって月を眺
めます。音楽を奏でたり、俳句を詠んだりと、自然の移ろいを感じ取りつつ、ゆった
りとした時間を過ごします。
三月見には日本の美しい自然観と人々のつながりが息づいています。月の有限性と無
常性を感じ取ることで、自然との調和を養うことができます。また、世代を超えた絆
を深める機会にもなります。こうした深い意義を持つ三月見は、現代にも息づいてお
り、静かに月を眺め、秋の訪れを感じ取る良い機会となっています。
お月見は日本らしい情緒のある良い行事ですね。私たちもお客様との繋がりに感謝し
ながら月に想いを馳せてみたいと思います。
徐々に寒くなっていきますが風邪など召されませんようお気をつけください。
お会いできることを楽しみにしています!